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Nさん 女性(20代)のビギナーズレッスン(ディンギー)体験談!?

簡単に体験談を…と依頼したら、大変ストレートに彼女の情熱が伝わる文章をいただきました。長いですが、ほとんどそのまま掲載いたします。ぜひセーリング未経験の方、読んでみてください。セーリングの熟練の方が読んでも改めて新鮮な感動が明日のあなたを変える…かも!?

約3ヶ月をふり返り、とにかく始めたかったけれども、先延ばしにしてしまっていたセーリング。初日の感想は、「なんでもっとはやくはじめなかったの?!」の思いが、一番濃かったようにおもいます。

 

すごくシンプルですが、自分自身の中でセーリング以上に有益なスポーツはないでしょう、と感じたのは確実です。始めてまだ間もないですが、体験レッスン初日、「セーリングこそ生涯続けて行く生活の一部でなきゃ。」と感じて以来、ひとつひとつの変化・気付きに魅了される日々です。

 

たくさん述べたいことがある中で、「今後もセーリングを続けて行きたい!」とおもう理由を3点にまとめてみました。

 

1. 五感を研ぎ澄ます - ことができること。セーリングをしていく上で、重要なことのひとつ、「風の向きを知る」のに視覚の活用方法は本当に様々。風向計や陸地のオブジェクトの揺れうごく方向から向きを読取ったり、また一方では波の濃淡を観察し、風が到達するタイミングを予測するような、まさに五感フル活用な生活を…社会人になって以来忘れていたことに反省。ふだん気が付いたら自宅からオフィスのドアまでほぼ「自動的に」通勤し、「やらなきゃいけない事」を「ルーティーン化するのに必死」な日々を過ごし、「日が暮れたことにさえ気付けません、気にしません」の今考えるとすごく衝撃的なライフスタイルでしたが、おかげさまでセーリングに出ない日も、風が耳にあたるたびに自然と風向をあててみたり、と何気ない日々の移動を楽しめるようになっています。

2. ボートを知る - ことが出来ること。単にスポーツとはいえ、原動機のない船を自分の身体の一部であるかの様にして海の上を走るセーリング。自分の体調管理は勿論、艤装もすべて自ら行い、またその調整具合が海上でのパフォーマンスを大きく左右するものであることと知れば、自然とより理解したいものになります。ものの本来の役割、仕様を学ぶのには興味があり、まだまだ知識がない中、シート(ロープ)の奥深さに気付けたり、天候に合わせた艤装をしたり、日々魅力がぐんと深まるばかりです。

3. 念密なフィードバック - をいただけること。私は気になったことを何でも聞いてしまうタイプのすごく面倒な生徒にもかかわらず、いつもプロの目線で的確な回答、アドバイスをいただけることにはすごく感謝です。セーリングウェアのことから、各パーツの素材・繊維の事、艇を所有するにあたって必要になること等、本当に多岐にわたって、テンポ良くお応えいただけるのは、KAORUさんの長年のご経験とセーリングに対する熱い心持ちをお持ちの方だからだと思わずにはいられません。2018年は初めてのレガッタ参加を目標にしており、レースの指導者でもいらっしゃるKAORUさんの下、どこまでスキルを身に付け伸ばせるのか楽しみで仕方ないです!

 

+α. 腹筋痛 - はい、最後はじょうだんが濃くなりますが、まさかの笑い過ぎで翌日予想外の筋肉痛に目覚めることです。上記に述べたとおり、すごく尊敬するインストラクターのKAORUさんですが、ユーモアに溢れる表現者のおひとり。時折り、体力が消耗されているのは、レッスンの課題をこなすことに必死になったからなのか、KAORUさんの予想外の突っ込みにお腹を抱えたからなのか判別できなくなります。(これには反論!Nさんの方が個性的で突っ込まざるを得ないのです。)

 

人生ほんとうにあっという間なので、これからも大好きなこと、やりたいことはできる限り鮮明に、チャンス創り出していきたいです。私にとって、それを今、セーリングが実感させてくれています!       2017/11

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